2019夏期特訓のお知らせ

時期によって成績基準が変わる不思議な現象

今週は夏期特訓前ということもあり、募集活動や夏期特訓準備にほぼ全ての時間を費やしました。おかげでブログのネタだけ貯まり、実際の文章にアウトプットできないままになってしまいました。

ということで全国50人くらいの当ブログ読者の方こんばんは。世の中は3連休に突入するということで、私も今週の業務が終わってささやかな開放感に浸りながら楽しくブログを書くことが出来ます。

でも、本日のテーマは楽しくない話です。

ターゲット校の中3仮成績が出た

小田原市の中学校は前期・後期の二期生なので、普通この時期に成績は発表されません。ただ、高校入試を控えた中学3年生が目標も反省も無く夏休みに突入してしまうのは危険です。そんな理由なのか何なのか分かりませんが、多くの中学校で中3のみ「仮成績」が発表されます。

ウチの塾のターゲット校である泉中学校でも、中3生の仮成績が発表されています。中1・2は成績が出ないため、保護者面談に行っても若干肩透かしを食らう印象になるのは仕方ないところです。

この「仮成績」というヤツ、ネーミングからしてもの凄くフワフワした存在なのですが、実態はそれ以上にフワフワしたものです。

成績基準の公開度は学校によってまちまち

成績を付ける方針は、学校によって大きく異なります。学年の冒頭に年間カリキュラムを提示し、成績を付ける4つないし5つの観点が何を基準に評価されるのか、全てオープンにする学校があります。

基準が明確な分シビアな評価をされるわけですが、一方で不公平感はありません。

大変素晴らしい学校だと思います。そのカリキュラムやシラバスを作成するのにかかった時間は半端ないはずですし、個人プレーに走りがちな先生たちの足並みを揃えて基準を作成するのは想像以上に大変でしょう。きっとトップのリーダーシップが強力なはずです。

一方、基準が雑な学校も存在します。年間の予定すら4月中旬にならないと配布されないし、各科目の評価の観点が生徒や保護者に明らかにされない状態で成績が付きます。

別に発表しなければならないというルールが無い以上文句は言えませんが、同じ市立中学校でありながら、生徒・保護者の受けられるサービスは明らかな差があるわけです。

まあ、泉中学校がどちら側なのかの言及はしません。中学校の先生は忙しいですしね。仕方ないですよね(←)。

学校の成績は先生のさじ加減で決まるという事実

さて、今年の泉中の成績について、とんでもない先生のコメントを耳にしました。

「今回はみんなが緩まないよう、厳しく付けたからな」
「第3回のときは甘く付けるから頑張れ」

どの先生かは知りませんが、恐ろしい事実が判明しました。

成績を付ける基準は先生次第でコロコロ変わるということです。

まず、今回は厳しく付けるという意味が分かりません。仮にテストで35点を取ったとします。ある時期では「4」がついたとしても、厳しく付けた場合は「3」になるということですかね。

そもそも成績は、各科目4~5つの観点で評価され、その総合点で決まります。現在の成績システムは、1つの観点を厳しくしても、先生の腹づもりで上げたり下げたりは難しいはずです。

厳しく付けるとおっしゃった先生は、その全ての評価基準を厳しくしたという事でしょうか。レポートの採点基準も厳しくし、テストの基準点数も厳しくし、授業中の積極性も厳しく採点したならば、総合点も全体的に低く抑えられるでしょう。

ところが、実は毎年の事ではありますが、この時期は明らかに評価が辛い。つまりこの時期だけ「いつもと異なる評価基準」で採点されているのでしょうか。

そして、第3回テストのときは、「甘くなる評価基準」にシステムを切り替えて評価しているという事ですよね?

今時アナログな成績管理をしている先生などいるわけありませんから、コンピュータで管理しているはず。システムの評価関数を変えてまでこの時期は厳しい評価をしているとは、生徒のモチベーション管理のため大変な労力を割かれているのでしょう。頭が上がりません。

厳しく評価したらモチベーションは上がるのか

中学3年生になり、今までとは異なる取り組みをしている生徒は山ほどいます。内容は難しくなる一方ですから、得点をキープするのも簡単なことではありません。

精一杯の努力で何とか得点をキープしたのになぜか下がる成績。それは気持ちが緩んでいたから下がったのでしょうか?夏休みに向けて危機感は高まったのでしょうか?

下手をすればやる気が減衰します。

それよりも、ここまでの努力を従来の成績基準で正当に評価し、少しでも上昇傾向が見えた方が、「努力で結果を出せるんだ」という前向きな気持ちになって、より弾みが付くでしょう。

第3回テストのときは甘く付けるなんてもっての他です。どの中学校もそうだとすれば、一体内申書の成績の信憑性はどうやって担保されるのでしょう。決して公正ではありません。

時期によって成績基準など変える必要はありません。物差しが一定だからこそ、努力の反映度合いも正確に分かりますし、手を抜いていた部分がシビアに現れます。言葉は悪いですが、姑息です。

結局のところ、成績を上げるには先生の手心の影響が出ない、ぐうの音も出ないような結果を残すしかないということですね。

幸い自塾の生徒で大きく下げられた生徒はいませんので良いですが、残り2回のテストで自己ベストを出し続けて文句なしの成績を取りに行かないといけませんね。

生徒はともかく、私は夏期特訓に向けてギアが入りました。よし、徹底的に育てていこうではありませんか。