2019夏期特訓のお知らせ

教材活用研究会でトップクラスの教務に触れる

塾の先生って、教材マニアの方が多いんです。そりゃもう教材選びの際には片っ端から問題を解きまくり、自塾の生徒にどう使えるかを想像しながら吟味に吟味を重ねてようやくベストの1冊をチョイスします。

私はどうかというと、教材そのものにあまり執着はありません。ベストの教材を選んで使い倒すというより、指導しやすさをメインに選ぶタチです。というのは、私一人で教えるのならメチャクチャこだわって選ぶのですが、7教室もある塾ですので、どの先生でも指導しやすい教材がマストだからです。

例えば、ウチの塾で採用している理科のテキストは「オリジナルテキスト」、通称「オリテキ」です。塾業界の人以外には、「へー、自分の塾で作った独自のテキストなのね」なんて思われそうなネーミングですが、教材会社から出版されているテキストなんですよね。

理科の教材を選ぶのは私です。そのテキストを選んだ理由はたった2つ。

1つは、授業ノート部分があるから。これは指導の標準化が目的です。実は以前使っていた「シリウス」も授業ノートがあったから使っていました。理科は特に授業ノートが重要で、文字情報だけでは全く伝わらないのでイラストや画像が必須です。ウチの塾に電子黒板が来るまでは手書きで顕微鏡のイラストを描いたり、消化器官の絵を描いたりしていました。

大きな問題として、そもそも私は美術の成績が2。絵とか無理ゲーです。それでも時間講師よりは100倍マシです。なぜか分かりませんが、理系の時間講師たちは代々字も汚ければ絵も汚い。栄えある美術2の私がそう思うのですから、ノート自慢な中学女子とかからしたらもはや授業どころではありません。

ただでさえ美しくないイラストを、さらに生徒がノートに写すのですから、伝言ゲーム並に悲惨な状況です。さらに時間も余計にかかり、デメリットだらけです。

授業ノートがあれば、生徒が写す必要も我々が書く必要も無く、最初から美麗なイラストが鎮座しています。素敵!でもオリテキのイラストは若干チープですね。私が自作の授業ノートを作るために買った(無論自腹)イラスト集のほうが高クオリティです。

もう1つの理由は、計算問題や作図問題が集中的に演習できるからです。理科でつまずきがちな部分を重点的に解くことが出来る問題集はあまりありません。問題量と難易度のバランスも、ウチの生徒にフィットしています。

特に今回の試験範囲である中3理科の「仕事」の演習問題が、これでもかというほどしつこい。そして多い。定期テスト対策と考えれば難易度も充分です。

と、ここまで書いて気がついたのですが、どうやらそれなりにこだわって選んでいますね、私。

とはいえ、やはり私は全然こだわっているというレベルではありません。世の中には「教材バカ」と言っても過言ではないレベルの凄い先生たちがいらっしゃいます。

教材活用研究会で勉強してきた

神々の理念に触れる機会が訪れました。小田原で教材活用研究会なる勉強会が開催されるとのことで、泉中学校のテスト直前にも関わらず、2週間ぶりの休み(働いてるアピール)を頂いて参加してきました。

そう、ここまでの教材の話、前振りです。でも、本編は直ぐに終わります。研究会でもプレゼンターとしてお話を伺うことが出来た勉強犬さんのブログに全てが書かれています。

参考 教材活用研究会@小田原に参加して勉強と感動をしてきたお話HOME~私の好きな塾という場所

うーん、書くことが無くなってしまいました。

懇親会での本気トーク

普通、セミナーのあとの懇親会って、ただの飲み会です。今まで参加してきた勉強会の懇親会はほぼそうでした。

今回の研究会は違いました。懇親会でも「ホントに酒入ってる?」と言わんばかりの真剣教務談義です。もう幸せですよ、この空気。

というのも、みなさん参加された動機がガチ過ぎる方々なのです。私が最も気楽に参加したメンバーとして一二を争うレベルだと断言できるくらいです。どのくらい気楽だったのかというと、参加理由の一番重要な部分として、場所が小田原だったからという不抜け具合。何しろこんな勉強になる研究会が、たった数千円の投資で参加できるんですよ?しかも自宅から徒歩で15分という近所で。

そりゃ、休んでる場合ではありません。

いや、お小遣いで生活してる身からすると、先日のブログフェスのような遠方だと交通費が痛すぎてですね……

ICTの先端に触れる

さて、私は神奈川県の塾業界では重鎮でいらっしゃる宮崎先生@宮崎教室のお隣に座らせて頂きました。ICTに取り組まれている先駆者としてのお話を色々伺いたかったので、お隣の席を虎視眈々と狙っていた成果です。いつもウチの塾が大変お世話になっている先生です。

教材活用研究会でもiPadとExplainEverythingを使った映像授業についてお話しされていました。私も愛用している一人ですが、私が使っている頻度とはケタ違いでした。見習ってもっともっと映像授業を活かしていかないと……

でも、ホントに便利なツールなんです。LINE@で生徒から届いた質問に映像授業で答えられるので、複雑な質問が多い高校生も積極的に質問できますしね。iPadは自作プリントを作るのにも大変便利です。先日中3の技術の対策用にササッと手書きしたプリントでも貼っておきましょう。こんなのがものの15分くらいで作れてしまいますからね(普通の手書きですけど)。

そんなICTの第一人者である宮崎先生からたくさんのお話を聞かせて頂きました。同時に、私のような若輩者(今年40歳w)が時代の最先端教育で負けていられないと、身が引き締まる思いでした。

ひとまず私の授業を受けている生徒諸君は、最先端に触れていますのでご安心を。でも、電子黒板を使い切れていない講師もいますので、そちらを教育しないといけませんね。

教務のトップクラスに囲まれる

私の座っていた席、プレゼンターの先生方に取り囲まれておりました。プレゼンターの先生方は皆さん突出した教務力を持っています。塾になじみがない保護者の方には「教務って何さ」と思われるでしょうが、分かりやすく教えるだけでなく、生徒を伸ばす能力全般のこと。つまり、教務力のある先生は、生徒の得点を伸ばしていると言うことです。

そういう意味で業界トップクラスの教務力のある先生たちの紹介する教材の放つ魅力はさることながら、口にする言葉1つ1つに自信と熱意がみなぎっていました。

そんな皆さんが私の周りでそれぞれ教務談義に花を咲かしているのですから、聖徳太子にならざるをえません。色々な方面のお話に耳を傾けつつ、心の中で相づちを打っていました。そして、盗めるところはすかさず頂いてしまいましょう。

結局一番勉強すべきなのは教える人間

塾の先生として生徒の前に立つ以上、圧倒的な力を持って臨まなければいけません。もちろん問題に対処する能力もさることながら、科目に対する深い造詣や、科目への愛を語ること、これが欠かせません。

使う教材の問題について深く理解するのは当たり前です。私もより多くの問題を解き、研究しなければいけないと考えさせられます。

ということで、今週で泉中学校のテストが終わるので、先週届いて解くのを楽しみにしていた全国入試を解くことにしましょう。

待ちに待った1冊

今年は2年に1度出版される、分野別入試問題を入手しました。年度別問題と両方買うのは(お小遣い的な意味で)ためらわれますから、そちらは塾で買ってもらうことにしましょう。

まずは専門分野の物理から解こうか、それとも後の楽しみに取っておくか、迷うところですね。今年はどこの問題が手応えのある良問か、楽しみです。