2019夏期特訓のお知らせ

努力と自己管理の14日間 試験対策、始めます

中学生の第1回定期テストが近づいてきました。他の教室ではとっくに始まっていますが、ターゲット校の泉中学校は1週間遅く始まります。準備期間が長く取れるのはラッキーですが、その分試験範囲も長くなるので一長一短でしょうか。

中1生たちにとっては初めての定期テストです。時間を取って生徒たちには試験対策のシステムを説明しましたが、保護者の方や外部の方にお知らせするため、ブログでも書いておこうと思います。

試験対策特訓のシステム

2週間毎日通塾

試験2週間前から、原則的に日曜を除いて毎日通塾します。日曜日は自宅学習をしてもらいます。

よく「日曜日も開けて欲しい」と言われますが、それはやる気のある生徒というより自宅だと勉強が進まない生徒から言われますね。開けてあげたい気持ちはありますが、そこまでやると我々指導する側の休みが無くなり、20連勤とかになりますから。若いときは丸一ヶ月休み無しとかありましたが、さすがに寄る年波が……

というのは理由の一部ですが、先々自宅でも学習を出来るようにしていかないと、入試の時期に困ります。塾がメインの学習場所になるのは良いですが、それだけではダメ。もっと貪欲に勉強をするには、自宅学習も出来るようにしないといけません。

授業は無く自学を進める

日頃の授業で内容は教えてありますので、授業はしません。

テスト頻出問題の解説をしても良いのですが、それには問題点が2つあります。1つは一定レベル以下の生徒には有効でも、多くの生徒には不要だから。もう1つは一定時間内でこなせる問題量が減るからです。

それより各自の目標点に応じてやるべき内容を黙々とこなして行った方が、演習量も多くなり、どんどん問題レベルを上げていくことが可能です。

もちろん的外れな勉強をしてしまう危険もあります。特に中1は初めてですから、最初から的を射た勉強を出来るわけがありません。こちらで基本的なカリキュラムを提示してやり、さらに個別に面談をして微調整を加えていきます。

変な勉強をしている生徒には注意が入ります。頭ごなしにダメという訳ではなく、なぜその勉強は効果が薄いのか、どのように改善したら良いのかを丁寧に説いていきます。

ですから、ただほったらかしで勉強をさせて眺めているだけではありません。勉強のイロハをたたき込み、自分で勉強する能力を高めていくのが目標です。もちろん、それは入試をにらんでのことです。

取り出し個別指導あり

昨年までは学習方法の指導と質問対応だけでした。今年はさらに突っ込んで、1人~数人を取り出した個別指導をしていきます。

個別指導というと、出遅れた生徒対象と思われがちですが、どちらかというと出来る子をさらに鍛え上げるようなイメージです。

苦手な子は基礎的な問題の反復でどうにかなります。高得点帯で伸ばそうとなると、大量の演習だけではどうにもなりません。難問に対峙するときの方針や対処方法を個別に伝授して、満点を目指していこうと画策しています。そのための取り出し個別指導です。

とはいえ、極端に穴の空いた分野などは出来ない子を対象に取り出す場合もあります。そのとき待っているのは大量の演習ですけどね……。

試験対策特訓のスケジュール

平日は1日3時間

連日19:00~22:00の3時間、みっちり演習します。部活動が終わってから駆けつけなければならないですので、そこそこハードです。

これが自宅だとどうでしょう。部活から帰ってきて食事を取ってすぐ勉強を始める。それが毎日出来れば言うことありませんが、言うほど簡単ではありませんよね。

一旦塾に来てしまえば、勉強以外やることは一切ありません。勉強のみに集中して打ち込める(打ち込まざるをえない)環境に身を投じ、頑張って欲しいと思います。

休日は1日6時間

土曜日は3時間を2セット取ります。平日2日分の時間がありますから、より大量の問題に打ち込んだり、時間をかけて難問を考えたりする余裕があります。

夕飯の時間をまたぐ場合は、食事休憩を40分取っています。その時間で一旦帰宅して食事を取っても良いですし、お弁当を食べても良いです。実際のところコンビニに食事を買いに行くケースが最も多いですが、彼らの買っているものを見るとオール炭水化物で残念な感がぬぐえません。時折野菜スティックを買ってビタミン補給している生徒がいたりして和みます。

本当のところ、あまりコンビニ飯には頼って欲しくありません。生徒も塾のせいでコンビニ飯が続くと体調を崩すかもしれませんので、出来るだけ夕食が必要ない時間を組んでいます。

また、ターゲット校である泉中学校は、1週目の土曜日に運動会があります。わざわざ疲れた体にムチ打つ必要もありませんので、その週だけは日曜日に演習を組みました。そこは泉中専門の塾であるメリットですね。

レコーディングノートで管理

勉強を無計画に始めると、気づけば得意科目ばかりやって苦手科目がおろそかになってしまいます。こういった行き当たりばったりな勉強を防ぐため、「レコーディングノート」を使って勉強の全てを管理します。

レコーディングノート表紙

1年間使うので表紙だけフルカラー&コート紙の豪華仕様

レコーディングノートも3年間運用しましたが、今年フルモデルチェンジをしました。生徒たちがもっと使いやすく、試験勉強を積み重ねるごとに成果を伸ばせるような設計にしています。

目標と反省を管理

まず今回のテストの目標を決め、テスト勉強に取り組みます。結果はもちろん大事ですが、その反省を次のテスト勉強に活かすことがもっと大事なことでしょう。

今年の改訂版では、テストが終わった直後に各科目の反省点を書く欄を追加しました。鉄は熱いうちに打ての言葉通り、テストが終わった直後が最も実感を込めた反省が出来るチャンスです。反省コメントをメモしておき、次のテスト勉強の改善を図ります。

良い反省も悪い反省も残しておく

試験範囲と勉強のToDoを管理

試験範囲と「やることリスト」を貼る場所を用意しました。試験範囲に基づいて、「マスターすべき項目」「解くべき問題集のページ」を全てリストアップします。

各項目をクリアしたら線で消していきます。全部消すことが出来ればテスト勉強は一定の進度に到達した、ということになります。もちろんそこからさらなるレベルアップを目指すのですが、最低限のラインを確保しようという試みです。

この「やることリスト」は8割を狙うための内容です。生徒によって目標点が異なりますので、個々に面談をしながら上方修正したり、削ったり、という調整をしていきます。

毎日のスケジュールを管理

試験2週間前から、14日分のスケジュールを管理していきます。

努力の跡を残すのが大事

試験対策期間を前半・後半にわけ、1週間単位でやるべきことを分配します。その上で、毎日何の科目をどのくらい勉強するのか予定をざっくり立てます。

実際に勉強した時間・ページ・手応えを記録していくことで、「勉強したつもり」を防ぎます。

中学生の認識では、机に向かっている時間=勉強時間なので、内容が伴わなくても「勉強した」ことになってしまいます。重要なのはその内容です。もっと言ってしまえば、ほとんど解いた分量で決まります。

時間だけでなく、解いたページを記録しておくと、どの程度本当の意味で勉強をしたのかがつまびらかになります。もちろん勉強の記録はこちらでもチェックしていきますので、時間に足して分量が伴っていない場合はアドバイスという名のお説教が始まる算段です。

スケジュール表の書き方もある親切設計

試験対策特訓の注意点

試験対策特訓は、「内容」と「環境」が全て。内容はレコーディングノートで作戦を練ってやればよいのですが、同時に「環境」を整えてやらなくてはなりません。

塾と自宅の決定的な差はこの「環境」にあります。同学年の友人が必死に頑張っている姿勢、先輩の鬼気迫る背中、こういった周りの空気に後押しされて、自分1人で勉強するより頑張れる空気感が重要です。

そこにやる気を削ぐような要素があってはいけません。過去にも何人かやる気が見られない生徒を強制的に退場させた事がありますが、それは頑張る空気を乱さないために我々が配慮しなければならないからです。

座席は全部指定

全て私が決めます。異論は認めません。

試験対策が初めての中1生は、試験勉強に慣れている先輩の近くに座らせ、試験勉強に打ち込む姿勢を見てもらいます。また、先輩がどのような勉強をしているかを参考にしてもらいます。

逆に、先輩は後輩に恥ずかしくない真剣さをキープしなくてはいけません。そこは大きなプレッシャーがあるべきです。まだ未熟な中1生が眠気をこらえて努力している中、ウトウトしている先輩なんて許されるはずがありません。

お互いに高め合う空気感を出せる配置を考え、指定しています。

私語ゼロ

生徒同士の会話は禁止です。唯一会話して良い相手は先生だけ。相談・質問はフリーです。

アイコンタクトすら禁止です。以前3人でアイコンタクトしていた男子たちがいましたが、先輩たちから苦情が来たため全員帰宅させました。もはや男子同士でニヤニヤアイコンタクトしている時点で気味が悪いですが、そういう浮ついた空気が真剣に身を投じている子たちのノイズになるのです。

休憩は各自で

以前は50分やって10分休憩を取っていたのですが、かつての生徒たちの要望で休憩時間を取らないことにしました。

自学を進めている中、勉強の切れ目は人それぞれなはずです。チャイムによって強制的に休憩時間が入る事によって、真剣に解いていた子の思考が中断されてしまいます。

ならば、各自の好きなタイミングで休憩を取ろう、ということにしました。休憩したい生徒はそっと教室を出て、飲み物を飲むなり休憩スペースで一息つくなりして下さい。

生徒同士での会話は不可ですので、孤独な休憩になりますけどね。

スマホ持ち込み不可

普段はスマホを持ってきている事に対しては何も言いません。むしろ、追試や居残り勉強でお迎え時間はまちまちになりますから、連絡用には必要でしょう。

試験対策期間中は終了時刻が全員同じです。連絡用のスマホは不要です。ですから、初めから持ってこないで下さい。

スマホに「何かの通知」が来ただけで集中力が削がれる、これが中学生の平均的な意識です。自宅に置きっ放しなら諦めもつくでしょう。気になるどころか、気にしても分かりようがないですからね。

それでも友人からの連絡無視が気になる人は、ステータスを「勉強中」とでもしてきて下さい。本当にみんなで足の引っ張り合いをしているようなものですから、勉強するときはみんな勉強だけに集中しましょうよ。

まとめ

中学1年生のテストに対する意識は、通塾しているかどうかで大きく異なります。実際に、テスト直前の土曜日に試験対策特訓をやっていて、ふと外を見ると中学生の集団が自転車で楽しそうに遊びに行く様子を見かけます。まあ、十中八九中1でしょう。

そんな中、試験勉強とはこのくらいやるのが当たり前、というレベルに慣れておくのは本当に良い意識付けになると思います。

塾だけで約50時間の演習を確保しています。1年生にとってみれば、そんなに何するの?という感覚かも知れませんが、上級生からすると、とてもじゃないけど50時間じゃ足りない、と感じるはずです。

中1生を見ていると、まだまだ宿題への取り組みが幼稚な生徒もおり、当然その場合仕上がりもまだまだです。この試験対策特訓を通じて、己に正直な取り組みをしていけば、良い結果を収めることが出来るでしょう。

心身共にハードですが、全力を出しましょう。努力をすればするほど、早くその成果を試してみたくなるのです。そうすれば、テストの結果もきっと楽しみになると思います。

そんな理想的な未来が3週間後に迎えられると良いですね。

いよいよ始まります、試験対策。

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