風邪を引いたら指導の反省ができちゃった件

正直言って僕は自衛している割には防御がスカスカなのか、よく風邪を引きます。

まあ、睡眠時間が短いから免疫が落ちているだとか、幼い娘っ子が保育園からもれなく風邪菌をもらってくるだとか、言い訳はたくさんありますけども。

独身のときは風邪くらいで病院へ行くこともなかったのですが、市販薬ってなんであんなに意味ないんでしょうかね、さっぱり効かないんです。昔から薬の副作用がほとんど出ない体質なのですが、同時に主作用もほとんど出ません。使えん。

最近は妻がすぐに「病院へ行け」とおっしゃるので(あえて尊敬語)、ちょいちょい行く習慣がつきました。習慣的に風邪を引いている証でもあるのですが。

僕の場合、喉が弱いのでたいてい耳鼻科へ行きます。今回は喉ではなく鼻が悲惨なことになっていたのですが、どっちにしても耳鼻科ですよね。

ところが、耳鼻科ってどこも激烈に混んでいます。午後からは仕事がありますし、講習会に穴を開けるわけにはいきません。受付開始直後から数十回電話しまくって取れた予約番号がすでに30オーバー……確実に午前中には呼ばれません。

仕方ないのでもう1件の行きつけの耳鼻科(なんか居酒屋みたい)に連絡をしようと診察券を見ると、定休日でした。オーマイガー。

最終手段です。あまり気は進まないのですが、内科に行くことにしました。

これを内科医の先生が呼んでいる可能性はほぼゼロでしょうが、あえて警告をしておきます。これ以上読まない方がよろしいかと。

さて、警告しましたよ?

いやホント、行くんじゃなかったなと。

受付で軽く症状を伝えるじゃないですか。私は前日の朝おなかを壊していましたが、それは夜には収まってたんですね。でもウイルス性の病気だと怖いので、正直に伝えました。熱は全くなく、喉も痛くなく、とにかく現時点では鼻がつらいと伝えました。

で、診察に呼ばれて口の中を見て終わり。あとは症状にあった薬を出しておきますねー、と。

耳鼻科なら鼻の吸引や洗浄はあるでしょうし、間違いなく薬の吸引もセットになっています。やはり餅は餅屋ってことなんでしょうか。

結局出てきた薬が、アレルギーの薬、下痢止め、ロキソニン。アレルギーは鼻の薬ですけど、下痢止めはもういらないですし、ロキソニンはもはや謎。どこも痛くないですし、熱もないですし、そもそも頭痛持ちなんで常備してますが!?

そんなイライラを抱えながら考えていたんですよ、仕事のことを。

塾もそれと同じような対処をしていてはダメだなと。

例えば、数学の計算が苦手という子がいたとき、ただ呼び出してプリントを渡して「解きなさい」というのは、この内科と何ら変わりません。何を検査するでもなく、患者の言うとおりの症状に対処するだけの薬をあげても、根本の解決になりません。

数学の計算なら、どこをつまづいているのかは、少し解かせて観察すれば分かることなんです。根本的な原因も分からずただただ大量に解かせてもムダが多すぎます。

さらに、プリントをどう使うか、どのような勉強法をすればいいか、それを教えるのがプロですよね。ただプリントを渡すだけなら、そら書店で買えばすむ話ですから。

ちなみに僕がよく行く耳鼻科の先生はメチャクチャ厳しいので、さんざんこじらせたあとで診察にいくと、こんこんと説教されます。だからその耳鼻科が好きなんです。

だって、プロの目線でプロの対処を教えてくれるんですもん。喉の構造から入り、現在それがどのような状態になっていて、今後どのようにしなければいけないか、これをガチ説教されるんですから、こんな有り難い話はないですよ。怖いですけど。

今回行った内科のような対応なら、普通に近所のドラッグストアに行っても大差ありません。

もちろん生徒に指導をするときは、ただ教材を渡して終わり、なんて雑な対応はしません。我々も生徒や保護者の方の期待に応えられるような、プロとしての対応を求められているんだな、なんてことを顧客目線から改めて自覚したわけです。

ちょうど今、全生徒の根っこから能力を鍛え直す取り組みをしているところですから、余計に燃えてきましたよ。

余談ですが、ちょうど生徒の一人が同じ耳鼻科に通っているそうで、「あの先生怖いよねー」と意気投合できてほっこり。

まだ冬休みは始まったばかりですから、みなさまも風邪にはお気をつけて。