試験対策6日目~日曜日の勉強計画を立てるべし~

試験対策は早くも1週目を終えようとしています。
この週末はもう折り返し、ここでいかに勉強時間を確保するかが勝負です。
昨日の最後に話したのは、予定を立てておくことの重要性です。

予定を立てることのメリット

週末に部活があるA君の場合

まだ部活動もあり、全てを勉強時間に費やすことはできません。
では、この週末部活動を除き自分に与えられた時間は何時間なのか、これを見積もっておかなくてはいけません。
寝る時間などの生活時間を確保すると、かなり少ないことが分かります。

例を挙げましょう。

A君は土曜日は学校で練習、日曜は対外試合のため遠征がある部活動に所属していました。
土曜に10:00~16:00まで部活動だった場合、A君が起きるのはせいぜい8時くらいでしょうか。

ノンビリ支度をして学校へ行くと部活動開始。
練習が終わって、片付け、友人とのコミュニケーションなどを考えると帰宅は17:30ごろ。
夕食や風呂で1時間は必要でしょう。
一応A君は男子設定なので、行水ですし。

日曜は早朝から遠征がありますから、それほど遅く起きてはいられません。
朝6時に起きるには、11時頃には寝ておきたい。

翌日は朝から遠征に行き、帰ってきたら18:00ごろ。
月曜からは朝練もなくなるので早起きしなくても良いですが、遠征で疲れているからなるべく早く寝たい。

さて、A君には土曜に4時間30分、日曜に4時間程度の時間しか残されていません。

ところで本日の螢田教室、試験対策の勉強は14:00~22:00の予定ですので休憩時間を差し引いても6時間を超えます。
土曜だけでこれだけの時間を確保できるわけです。

一方、A君は意志薄弱だったようで、「やっぱりリラックスする時間は大事だよね」といいつつ土曜は1時間くらいテレビを見る時間を確保しました。
「LINEを返さなきゃ嫌われるかも」といいつつこまめに返すと、スマホの画面を見ている状態が累積30分以上になります(実際にはもう少し多いと思われますが)。

こうして勉強時間が吸い取られた結果、A君は土曜日に3時間未満の勉強量になってしまいます。
更にタチの悪いことに、恐らくA君、2時間くらい勉強したら「今日はちゃんと勉強したなあ」と満足すると思います。
忙しい中ちょっとでも勉強をすると、とてもやった気になるのです。
怖そうなヤンキーが捨て猫の面倒を見ると超いい人に見えるアレと同じです。

冷静に比較してみると、部活が無い人が6時間以上勉強しているのに対して1/3程度しかやっていません。
それを満足感が上回ってしまう。
その結果、「テスト勉強をしたはずなのに点数が上がらない」現象が起こるのです。

勉強をしたはずなのに?
やってないよ、ソレ。

メリットその1/勉強を客観視できる

使える時間が4時間半あったとします。
自分はみんなが勉強している中、部活動をやった。
だからどうあがいても勉強時間は足らない。
でも、できる限りの事をしよう。

そう発想して、4時間半をフル活用した勉強の予定を立てておきます。

そして、実際にやった勉強と予定を比較します。
予定に対して2時間しか勉強をしていなければ、それが記録として残ってしまう……誰がどう見ても明らかに勉強時間は短い。
これなら「勉強を頑張った」なんていう勘違いコメントはしないはずです。
こういった「客観視」のために予定が必要です。

メリットその2/ケジメを付けやすい

また、予定を立てておくと、勉強を始めるタイミングをつかみやすくなります。
休日に勉強をするとき、いくつかのハードルを越えなければなりません。

まず何時に起きるか。
起きてからどのくらいで勉強を始めるか。
何時間で休憩するか。
昼食はいつ食べるか。
食後どのくらいで勉強を再開するか。
何時まで勉強をするのか。
夕食はいつ食べるか。
風呂にいつ入るのか。
その後どのくらいで勉強を再開するか。

これらのタイミングを1つ1つ全て乗り越えながら勉強をしていく必要があるわけで……かなりしんどい作業であることが分かると思います。

全く予定を立てずに前日寝てしまったら……起きたら既に昼でした、なんて可能性もあります。
寝てしまった時間は戻りません。
スタートから壁に激突してその後の勉強が上手くいくはずないわけで。
こんな調子では、きっと昼食後はダラダラしていたあげくに寝てしまうのでは?

だから、あらかじめ勉強をする時間を決めておきます。

朝何時から勉強を予定を立てておけば、逆算して起きる時間が決まります。
朝9時から勉強を始めたい。
自分は起きてから1時間は頭が働かないから、目覚ましは8時にセット!こんな調子です。

昼食を食べてから少し休憩したいなら、その時間も予定に入れておきます。
12時に食事をして、食後30分くらいはノンビリしたい(そのくらいはいいです)から、1時に再開しよう。
このようなシミュレーションをした上で、1日分の予定を立てておきます。

これだけで、勉強を始める/止めるタイミングが取りやすくなります。

人並みの意識があれば、勉強の予定時間が来ると罪悪感に襲われます。
「仕方ない、やるか」というアクションを起こしやすくしているのです。
ある意味自分に対して強制をしているわけですね。
不思議なくらい効果があるので、ぜひ実践してみてください。

さあ、明日は勝負の日曜日

明日は塾がありません。とても不安です。
私の休みを潰してでも教室に呼び出したい気持ちで一杯です。

ですが、それをやっていたらいつになっても生徒が進歩しません。
だから予定を立てさせることにしました。
もちろん週明けには、予定に対して現実はどうだったか全員チェックします。

できるだけ自立学習をして欲しい。
そのための手立てを打っていく。
でもコントロールするところはしっかり締める。
これが我々指導する側の役割だと考えています。

さあ、テスト勉強折り返しの日曜日を充実させましょう。
私は家でテストを作ります(結局働くんかい)。