2019夏期特訓のお知らせ

自宅で勉強しないという悩みに答えてみる

今週は保護者面談期間です。本日も全部で20件超の面談が入っております。ブログも長ければ話も長い私にとって、20分間の面談時間が短すぎてたまりません。

さてそんな面談において毎回保護者の方から訴えがある「家で勉強をしないんです」問題。これについて私はどう考えているのか、簡単にまとめておきます。

小学生の場合

ひとまず学校の宿題と塾の宿題をやっていればOKです。

ただ、塾の漢字テストの練習をいつやっているかは保護者の方に必ず聞きますね。何も言わないと直前にやっておしまい、という生徒がほとんどです。

小学生の漢字テストは結果が全てではなく、むしろ過程の方が重要です。満点が取れても翌日スッカラカンになってしまっては意味がありませんからね。塾に入ってきた生徒には、正しい漢字テストの準備方法を必ず伝えています。その通りやっているかを保護者の方に確認しているわけです。

宿題さえやれば良いとは書きましたが、もちろん極端に苦手なものがあった場合は宿題だけでは足りませんよね。その場合はプラスアルファでやることを指示します。でも、学校の宿題も少なくありませんので、無理が出ないようにやらせますね。

さすがに塾の宿題が中途半端な子には、保護者の方に注意喚起をします。

そうでなければ無理に勉強しろ勉強しろと言う必要はありません。今の小学生は習い事などで忙しいですから、ストレスだって溜まります。

中1の場合

特にテスト前の期間中、家で勉強をしている様子が無いという話を聞きました。

その際私は「今はそれでも構いませんよ」と伝えています。ウチの塾の場合、テスト2週間前から毎日塾に呼び出されて強制的にテスト勉強をやらされています(あえて嫌な言い回し)。

家に帰れば10時ですからね、もう勉強する時間ではありません。平日ならば、もう勉強は店じまいでいいんじゃないでしょうか。

もちろん塾に来る前、夕方自宅で勉強するのが望ましいですが、中1の場合あまり期待していません。平均的な中1生の勉強時間は塾だけで確保出来ていますから、保護者の方が「勉強しなさい」と言う必要はあまりありません。

ただし、テスト前になっても学校のワークが終わっていないなんてダラけた状態なら話は別。むしろ寝る時間だろうが自由時間だろうが削りに削ってやるべきことを最優先でやらなければいけません。

中2や中3の場合

新しく塾に入ってきたばかりの子はともかく、ずっと通っている子で保護者から「家で勉強している様子が無いんですけど」なんて聞くことはほぼありません。

それは、塾の時間だけでは足りないということを痛感しているからです。

ここまで育ってしまえば、保護者の方は応援するというスタンスに徹して頂いた方が良いでしょう。学院生は塾で勉強の指示を受けています。もちろん、なぜその勉強が必要なのかについても多大なプレッシャーと共に伝えられています。

ほとんどの生徒が自分で必要性を感じ、自宅でも取り組みをしていると思います。

その上保護者の方から「勉強しなさい」と言われても、反感を買うばかりで効果はほぼ無いと考えて良いでしょう。

高校生の場合

一般的な高校生の平均学習時間が非常に短いことはご存じかと思います。およそ小5レベルなんですよね。

もちろんこれは大学受験をする学生だけの統計ではありません。勉強よりアルバイトに精を出す高校生だっていますし、部活動で疲れて帰ってきたら即睡眠という高校生も集計されています。

大学進学を目指す高校生の勉強時間がそんなに短いはずはありません。1日に2時間ずつやっても足りないのが普通の感覚でしょうか。

そもそも短い勉強時間では学校の授業について行くのが無茶な話。どうも学校の授業が分からないんだよなぁ、なんて人は勉強時間が不足している何よりの証です。

こういった感覚は本人が一番鋭いはずですので、保護者の方がどうこういう必要は無いように思います。むしろ、高校生にもなって保護者に勉強しなさいなんて言われるのは恥でしょう。

保護者からの勉強の指摘はいりませんが、結果の把握はしておいて下さい。成績を放置しておくと気づいたら取り返しの付かないレベルになっていることが往々にして起こります。その場合大学進学を断念するか、4年計画(=浪人)になるかという選択肢になってしまいますので、ご注意を。

いったんまとめ

これから夏休みが始まります。自宅にいる時間が大幅に多くなると余計家で子どもが何をしているのか気がかりですよね。

自宅で勉強をしている様子がないと焦るのが普通です。しかし、もしかしたら保護者の方に見えていないだけかもしれません。

保護者の目を盗んで勉強(隠す必要があるか謎ですが)しているかもしれませんし、塾でタップリ勉強をしてきているのかもしれません。

それは、結果を見れば分かります。

結果というのは得点だけではなく、勉強をした痕跡です。問題集が進んでいたり、ノートに演習をしたものが残っていたり、学校の宿題が仕上がっていたり、なんらか成果があるはずです。

そういった成果を見ること無しに、自分の目の前で勉強していないからといって「勉強しなくていいの?」なんて声をかけようもんなら、一気に保護者に対して不信感が広がってしまいます。

じゃあどうやって勉強をしているか管理すればよいのか、どういう声かけをすればよいのかは、別の記事で書くことにします。

たまには短めでまとめてみましょう。