2019夏期特訓のお知らせ

入試対策模試の直しは狙いを程よく絞って丁寧に!

模試直し好例1

およそ10日ぶりの更新となりました。ここ最近は公私ともに忙しく、1日に(残業せずに)使える事務時間が2時間ちょっとしかありませんでした。

そんな中講習会の準備と入試対策の解説を作成するという2大業務があったため、ブログは二の次に。睡眠時間を削って書いても良いのですが、タダでさえ平均睡眠時間がおかしな事になっているので、睡眠が優先かなと。

で、これを書いている今現在はというと、忙しさの元凶その1である模試の真っ最中です。ウチの塾は即座に採点をするシステムなのですが、熟練の我々にかかればどうということはありません。ブログを書いちゃう余裕すらあります。

模試で感じたことをサッとまとめます。

模試には2つの役割がある

入試模試は2つの役割があります。

1つはもちろん自分の得点力を測るため。志望校に足る得点なのかを測る唯一のものさしですからね。

普段の問題演習とは大きく異なる空気感の中、どこまで自分の実力を発揮できるかが勝負です。

もう1つは自分の出来ないものを特定するため。つまり、模試で間違えたところや曖昧だったところを見つけるのです。

2つの役割のうち、重要なのは後者。出来ないところ探しです。得点力など、模試の反省がキチンと出来ていれば自ずとついてきます。

もちろん現実的に何点取れるかを軽んじてはいけませんが、そこだけに目が行ってしまい、肝心な反省が出来ていなければ何度模試を受けようが得点力は変わりません。

模試の結果を反省につなげる

模試を受けて出来ないところが見つかったら、直しを入念にしなければいけません。しかも、出来るだけすばやく、です。

直しを丁寧にやるのは良いですが、手段と目的がごっちゃになってしまう子が多いように感じます。長い問題文を全て写し、超大作の直しノートを作って満足してはいけません。目的は直しを通じて間違えた原因を探ることであり、知らなかった解法を理解して使いこなすことですからね。

そういう意味では手をかけすぎな子のノート。

模試直し例

この調子で20ページほど続きます

クオリティは文句ありません。ただ、現状手も足も出ない問題まで含めて全部直しをしてしまっているので、もっと絞った方が良いでしょう。時間がいくらあっても足りません。彼女にはそんなアドバイスをしました。

先輩のノート例を貼っておきましょう。これだけ無駄なく、不足無く、時間もかけずに、でも美しくまとまった直しノートはなかなかお目にかかれません。

模試直し好例1

ちょうど丸一年前に提出されたノート

模試直し好例2

ちなみにこの生徒は英語が苦手でした

そして、このノートの持ち主がその代で最も伸びた生徒です。うん、どう考えても伸びる。

勝手に伸びるわけがない

しかし、前回の模試で解説された内容でも、解き直しが不十分で全然頭に入っていなければ、同じようなミスを連発します。

例えば私が解説を担当している理科。前回に引き続き、今回もフックの法則が出題されました。前回は浮力と組み合わせていたのでやや難しかったと思いますが、今回はかなりシンプルな問題。前回の問題を復習して、フックの法則の計算が再現できるようになっていれば余裕でしょう。

蓋を開けてみれば正解者はごくわずか。こんなことを繰り返していたら、何度模試をやろうが全く意味がありません。

彼らはこの二週間、具体的に何をしていたのか。何を伸ばすためにどんな勉強をしていたのか。それが明確に答えられないような勉強を続けていてもしかたありません。

2次関数の類題をたくさん解いたから、今回の2次関数は解けた!というなら、それは立派な成果です。

しかし、前回の模試からここまで、2次関数の問題を何も演習していないのにもかかわらず今回出来たというのは、勉強の成果ではありません。

それは、たまたまといいます。

やっていないことが勝手に伸びることはありません。そのあたりを勘違いしないよう気をつけたいところです。

まとめ

上記のことだけサラッと書いて、まとめはなぜか翌日書いているという。

まあ、ブログをまとめようというまさにそのとき解説授業の時間になってしまったわけです。

それにしても入試対策の解説授業って、普段教えていない教室の生徒が半数以上いるんですよね。生徒からしてみても、理科の責任者の先生らしいけどぶっちゃけ誰やねんと思って聞いていると思います。

ですが、時期も時期ということもあって皆真剣に聞いてくれるわけです。まるで私の授業が上手くなったんじゃないかと錯覚してしまうくらい。

だから熱も入ります。

たった30分の授業をPowerPointで作ってみたりしないですよ、普通。1問の解説を作るのに30分~1時間かかりますから、1クラス分の授業スライドを作るのにだいたい8時間程度。それを2クラス分です。

で、1回授業をしたら終わりですからね。

それが勿体ないというのもあって、動画にしたためている事情もあります。

どうやらしっかり動画を復習している生徒もいるようです。理科って勉強方法で迷子になるケースが多いので、私も具体的に何を復習したら良いか解説授業内で指示をしています。

まだ模試の回数が少ないので、やったことが即座に結果として繋がるわけではありませんが、年明けには形になってくるでしょう。

楽しみですね。