2019夏期特訓のお知らせ

時間を使うと過ごすの違い

テスト休みが明け、中1授業が再開しました。
中1はこのくらいの時期から、勉強をしているかどうかの差が明確に現れてきます。ハッキリ言って、夏休み前までの中1内容は中学生レベルではありません。数学で言えば、方程式を乗り越えてようやく中学生レベルの問題を解くことができるようになりますし、英語なら一般動詞とbe動詞が混じってようやく文法的な要素と言えるようになるのです。
このタイミングで、今までの簡単な内容が身についていたかが表面化します。塾内で言えば、宿題を指示通り解いてきた子、確認テストで満点が取れなくても、しっかり追試を受けてきた子は、難しくなってきたこの時期にも崩れることなく得点が取れます。
一方、中1の中頃から入ってきた子たちは、もれなく4~9月までの「簡単だった内容」が身についていません。塾に入ってきてからの内容だけでは高得点が取れるはずもなく、勉強すればするほど課題が噴出します。
幸い未だ中1ですので、それを取り返す時間は残されています。まだ客観的な視点が期待できない幼い状態ですから、露呈した課題を1つ1つつぶしていくしかありません。
昨日の中1授業で、生徒たちに次のような話をしました。
中2の先輩たちは、試験対策期間中、毎日3時間の勉強時間を「どう使うか」に頭を捻っています。
レコーディングノートに予定を記入して、やるべき事を決めている生徒、My時間割を作って机の前に貼っている生徒、休み時間が来てもキリが悪ければ勉強を続けている生徒。
彼らが時計を見るのは、「あと何分しかない」ことを確認するためでしょう。
対して、中1生の多くは同じ3時間の勉強時間を「どう過ごすか」に全力です。
こまめに時計を見て時間を確認する、それは「あと何分で終わる」事を確かめるためです。
そうなってしまう原因は、目標を決めていないからです。やる前に予定を立てるワケでもなく、時間が来てから何をするかを考え、とりあえず問題集を開く。どこまで進めるかも決めていないので、とりあえず進めるけど、すぐ飽きる。解き直しの予定も立てていないので、「できるまで何度も解く」という一番大事な事をやり忘れる。
一事が万事こんな調子で勉強をしても、成果が得られるはずがありません。
そして、中1に改善を促したことが2つあります。
1つは、学校の授業を何より大事にすること。
私の視点から評価をすると、中1の8割方の生徒は授業態度が及第点以下です。数人は「いない方がマシなレベル」です。または、「ただいるだけ」です。どちらにも共通するのが、先生から何かを吸収しようとしていない事でしょう。
それは塾の授業中もそう。授業の前半で教わったことを、後半には忘れています。
授業内容は、一度聞いたらその場で覚えなくてはなりません。あとで覚えよう、身につけよう、というのは考え方が甘過ぎです。
もちろんその場で覚えたことを永続的に覚え続けることはできません。だから復習・宿題・チェックが必要になるのは言うまでもありません。ですが、その場で覚えられないような事を後から理解し、覚え直す事などできません。一度覚えた内容なら、ノートを見て記憶が蘇ってきますが、ハナから聞いているだけの状態では、ノートを見ても全く反応がありません。
同じ授業を受けても効果が全く異なるのは、この授業を受ける姿勢が大きな原因になっています。
2つ目は、学校の教材を塾の進度まで進めること。
自発的に進めている中2生たちと違い、中1生はこちらが言わない限り手をつけません。様子を見てきましたが、改善が見られませんので、定期的にチェックをします。
日頃の勉強が多くなるほど、テスト前の効率が何倍にもアップします。だいたい、習ってすぐにやってしまえば楽々こなすことができるでしょう。それで効果が高いなら、一石二鳥です。強制的にでもやって、効果が実感できたらそのうち自発的にやってくれるはずです。
レコーディングノートは週明けにコメントを書いてお返しします。1人のコメントを書くのに15分程度かかりますので、じっくりと考えて書くことにします。