2019夏期特訓のお知らせ

テスト前日にやるべきコトとやってはいけないコト

昨日1日休んだため、多少私の喉は回復した。まあ、マンツーマンでの指導なら聞き取れるくらいの声にはなっただろうか。

でも、教室中にいる生徒へ届く声は出せない。そんな状態でテスト前日を迎えている時点でプロ失格なのだが、反省は後ほどするとして(多分しない)、まず目の前の生徒へ伝えたいことをどうするか、それが問題。

そこで、言いたいことをプリントにしたため、配布することにした。

プリントは前日の夜、子どもが寝てから書き始めたのだが、普段前日に話していることをまとめていったら結構なボリュームになることが判明した。書くのに2時間もかかってしまい、私の睡眠時間がどんどん削られていった。

プリント内でも書いたが、睡眠時間の問題では無い。やることがあるなら、自分の都合より優先させる。つくづくダメ社会人だな、と我ながら思うが、生徒にやるべきコトをやり遂げろ!と強く言っている立場でもあるから、自ら実践しないと話にならない。

ということで、プリントというより生徒へのお手紙を書き上げたわけだが、せっかくなら保護者の方にも読んで欲しいと思った。でも、長文をEメールで送りつけるのはもはやテロなので、ブログへ転載しておこうと思う。原稿用紙で20枚くらいになってしまった(長文馬鹿)ので、ヒマな方だけ読んで頂ければ幸い。


いよいよ明日から第2回定期試験が始まる。つまり、今日はテスト前日ということだ。

正直言って、テスト前日にアレコレやったところで得点が大きく変わるわけでは無い。君たちには夏休みというとても長時間の準備期間が与えられていたわけで、徹底的に勉強へ使った人は、テスト勉強なんかすでに終わってしまっただろう。一方、他のことを中心にやっていたならば、今さら何をしたところで間に合うはずがない。夏休み明けの定期テストは、テスト勉強1つで変わるものでは無いということだ。

とはいえ、残された1日の使い方でまだ何点か変えることが出来る。それも確かだ。今日この1日のすごし方が正解ならば、5点は変わってくるだろう。それは、5点上がることもあるし、5点下がることもある、ということ。中学生は驚くほど吸収力がある。だから1日単位で学力は上下する。君たちは、ぜひ前向きに、今日1日で5点をつかみ取りに行って欲しい。

テスト前日にやってはいけないコト

実技科目ばかり勉強する

気持ちは分かるが、今日の勉強時間は実技科目のため「だけ」にあるのでは無い。今日9時間勉強するとしたら、実技科目は1科目につき2時間程度にしておこう。

なぜ実技科目ばかりやってはいけないのか。まず1つは、主要5科の得点が下がる可能性が高いからだ。よほど仕上がっているという自信があるなら良いが、普通はまだ多くの問題を解く必要があるだろうし、さらに難しい問題へ手を伸ばすべきだと思う。ここで仕上げをしておかないと、目標点に届かない可能性が非常に高い。

もう1つの理由は、実技科目はテストより通常授業の方が大事だからだ。「実技」の名の通り、歌ったり作ったり動いたりが評価のメインなのだから、普段の授業さえ先生の指示に従って頑張っているならば、良い成績がつく。

逆にテストだけ得点が高くても、普段真剣に授業を受けていないならお話にならない。テストにかけた時間がムダになる。心当たりがあるなら、今後すぐに改善すること。

でも正直なところ、あまり大きな声では言えないが、主要5科での40点と実技の40点、どちらが嬉しい?

きっとそれが答えだと思う。

いつもよりムダに早く寝る

睡眠は大事。確かに大事。

でも、普段通りでかまわない。君たち中学生はそんなにたくさん寝なくても充分活動できる。

あまりに早く寝ようとする子の言い分は、テスト勉強を早く終わりにしたいという言い訳だろう。「明日に備えて早く寝るよ」なんて必要ない。「明日に備えてもうひとがんばり!」の方が得点は伸びる。そして健康に害も無い。2時とか3時とか極端に遅くまでやらなければ良いだけの話だ。

だから、テスト勉強から逃げるな。

ついでに、テスト前日になると極端に早く寝て、極端に早く起きて勉強する子がいる。普段グースカ寝ている中学生が、突然朝の4時に起きて勉強なんてはかどらない。考えてもみてみよう。寝起きに勉強なんか出来るかな?

あれは、普段からそういう習慣がついている人だけが成功する方法だ。ホントに取り入れたいなら、毎日そうやって過ごしてみよう。まあ、その場合塾通いは出来ないけども……

仕上げに簡単な問題を解く

前日の仕上げに丁度良いのは、簡単な問題では無い。

簡単な問題を解く目的は、スピードアップだ。問題を見た瞬間解き方を判断し、素早く手を動かす訓練のために易しい問題を解く。では、君たちはテスト前日にスピードアップの訓練をするのか?そう、それがやりたい事ではないはずだ。

ここはスポーツとは違うところだ。スポーツは本番で体力を消耗するから、前日にハードなトレーニングを行うと回復が間に合わず、本番で調子を落としてしまう。今年の甲子園、準決勝の前日に練習をした3校に対し、1校だけ温泉に入ってリラックスをしたのが快進撃をしたあの金足農業だ。

しかし、勉強は脳を消耗するものではない。むしろ負担をかければその分能力が伸びていく。前日でもガンガントレーニングを行ってよい。脳は一晩の睡眠でしっかり回復するので、次の日も元気に動くだろう。

テスト前日にやるべきコト

じゃあ結局何やったらいいんだよ!という問いに答えておこう。これを読んで、今日の学習予定を修正して欲しい。

主要5科を中心に勉強する

テストはたいてい1日3科目。9時間勉強するとして(するよね?)、実技で2時間使ったら、あと7時間だ。これを全て主要科目にたたき込もう。

まずやっておきたいのは、英単語や漢字など暗記するものを総復習しておきたい。テスト期間の単語練習は、苦手なものに絞った方が効率的だが、前日は念のため範囲内の全単語を書けるかどうかチェックしよう。きっと前は書けたのに忘れてしまったものが見つかるので、それをつぶすのだ。これをやらないから本番で思わぬミスをしてしまうのだ。

理科と社会は、教科書を再確認しておきたい。問題集を中心に勉強してきただろうが、実は教科書の隅っこあたりの知識もテストに登場する。これも思わぬミスを防ぐにはうってつけの勉強だ。ただし、ダラダラ読んでいたら時間が無くなってしまうので、30分くらいに時間を設定しておくこと。

そして、残った時間は全て解き直しに費やそう。今まで解いてきた問題は全て自力で解けるようになっているか?せっかくワークにつけたマークやふせんは全部解き直したか?あいまいな5問より確実に解ける1問。それが君たちの武器と自信になる。

後ほど詳しく書くが、仕上げにテストを解き直すのもオススメ。

いつも通り充分に勉強する

先ほど書いたとおり、前日だからといってペースを落とす必要は無い。翌日に備える必要も無い。いつも23時ごろまで勉強しているならそこまでやってから寝ればよい。いつも20時くらいで勉強を止めているなら、今日は22時まで頑張ろう。ペースを上げることはあっても、落とさないことが大事だ。

厳しいことを言うなら、寝ている場合では無い生徒もいるはずだ。そう、そこの君のことだね。

確かに夜中に勉強するのは効率的では無いし、あまりほめられたものでもない。それは理想的な話であって、現実的に勉強量が足りていないなら寝られないのも事実だ。

これが仕事なら、仕事の時間や睡眠時間など関係ない。終わるかどうかだけが問題だ。明日が期限の仕事なら、徹夜だろうが何だろうが期限までに完成させなければいけない。君たち中学生が遊んでいるアプリ開発なんて、そのような状態で作られていることが多い。

でも、間に合わなかったら全てアウト。今までこんなに頑張ってきたんですー!とか言っても全く意味は無い。それで会社がつぶれてしまう可能性だってある。

勉強の場合、それが全て自分の点数に跳ね返ってくるだけなので、睡眠時間を削ってめいっぱい頑張った人の得点は上がるだろうし、諦めて寝たならそれなりの得点になるだろう。

仕上げに達成度確認テストを解く

ウチの塾の達成度確認テスト(今回は夏期まとめテストだけど)は、きちんと泉中学校の試験範囲に合わせて作られている。もちろん他の教室は別の範囲なので、別の問題を解いている。

復習する価値はあるし、その価値が無いものだったら最初から君たちに解かせたりしない。

仕上げとして解くのにふさわしい、そこそこの難易度に設定してある。簡単な問題では仕上げにならないので、ぜひ達成度確認テストを前日に解き直して満点を取ろう。

もっとも、今までのデキる先輩たちはそんなこと言われるまでもなく、毎回やっていたけどね。

まとめ

うん、長かった(笑)。

喋ったら10分くらいの内容だけど、文章にすると大変な量だ。でも、言いたいことは少しだけ伝わったと思う。

さて、残された1日の使い方はこれで大丈夫。ここから「テスト前日」は3日間続く。あと3日間頑張れば、自己ベストの得点を手にすることが出来るかも知れない。

「これを解いたら点が上がるかもしれない」

そんな前向きな発想で目の前の問題にぶつかっていこう。

さあ、始めよう!

(塾内プリントから転載)